うどん屋とかいう麺類です。
音楽系の話題をたまにここに投稿させていただいているモノです。
今回は、最近Youtubeに公開されているAIによるカバーサウンドについて調べてほしいというオーダーをいただいたので、その報告結果を記載しますね。
ぶっちゃけ解答からいうと、そういう「サービス」があってそれを使って出力しているって感じです。動画で投稿するには複合的なセンスが必要ですが、思った以上に敷居は低いです。
サービス名は『suno』。sunoは、AI自動作曲Saasです。Youtubeで、なんだかいろんな曲のリメイクで、かつAIによる動画っぽいのがついているものがありますよね。あれは大体これじゃないかしら。
https://suno.com/
どういう仕組みなんだろうと思って登録してみました。
できることは…
- 歌詞の自動生成
- 曲調をプロンプトで指定してからの作曲
- 原曲ファイルをアップロードしてからのカバー制作
- 原曲ファイルをアップロードして曲を拡張(長くしたり)
といった感じです。ただし、他者が権利を持つ曲は厳密にチェックされているようで、アップロードした時点で利用できないと怒られるようです。
カバーできるのは自身で作った曲のアレンジまで。あとは、ゼロからプロンプトで曲を作るといった楽しみ方ができます。
フリーで登録した場合は、AIエンジンはv3.5まで利用可能。1日に1曲ほど作成できます。月額1500円を支払うと、v5.0という最新のエンジンによる作曲と商用利用ができるようになるようです。仕事でBGMや使い捨ての曲、イメージサウンドなどを作る人にとっては強力なパートナーになるかもしれませんね。プロンプトを書いたらそれっぽい曲ができてしまうので、そのジャンルに対する音楽理論、知見やスキルがなくても、それっぽいものが作れてしまいます。

自作の曲をカバーしてみてもらいました。元曲はほぼインストなんで、カバーとしてのクオリティはわかりませんが……、原曲の面影なんざミリも残っていない見事な作品が出来上がりました。これでフリー版だからおそろしいこってす。



ちなみに、フリー版では出力される曲の権利はsunoが持つようなので、そこらへんも要チェックしてから皆さん遊んでみてくださいませ。
課金するとどういうことになってしまうのか。音源は商用利用可能となり、よりハイパワーなエンジンを使うことができるわけで……、自分の曲を編曲にのみ使うことも可能。なんてこったい。便利すぎるし怖いっ。
(ちなみに0.2は原曲の度合いw)
(記事:うどん屋)
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