LINEに巨大なプラットフォームが
7月2日、LINE株式会社はコミュニケーションアプリ『LINE』上で、企業が自社サービスを展開できるウェブアプリケーション『LINEミニアプリ』の企業エントリー受付を開始しました。これはtoCサービスを展開するすべての企業に見逃せないサービスです。
この『LINEミニアプリ』は、予約・注文・決済・会員証といった企業が提供する自社サービスを、無償で『LINE』アプリ上に提供できるWebアプリケーションです。
つまり、企業がいままで、独自に一生懸命開発し、それぞれが独自の方法で通知配布し、利用を啓もうしていたこれらのサービスがすべて、LINEというプラットフォームの上で提供でき、一般のユーザーが敷居低く利用できるようになってしまうのです。
これにより、会員への情報提供、サイトの告知、ツールの啓もうといった様々なコストを削減でき、ユーザーも使い慣れたツールからの登録のみで利用できるようになるインパクトのあるサービスです。メールでの登録処理等から解放されることで、わずらわしいDM対策や、ユーザーへの不快な詐欺spamが届くリスクも回避でき、まさに店舗側ビジネスの運用に革命をもたらすサービスとなる可能性があります。
既に一部企業による先行提供も行われているため、どういったサービスであるかのイメージもつかみやすいのが魅力です。
「LINEミニアプリ」エントリー窓口:
「LINEミニアプリ」公式ページ:
<“快適なサービス体験”を実現する「LINEミニアプリ」の特長>
特長①:LINEアプリ上でのサービス提供でユーザー離脱防止
月間8,400万人*以上が利用する「LINE」アプリ上でサービスを提供できるため、個別のアプリダウンロードや煩雑な会員登録が不要です。これにより、ユーザーはより手軽にサービスを利用でき、企業はサービス離脱率の低減やCVRの改善、リピート利用の増加が期待できます。
*2020年3月時点特長②:LINEアプリ外からもクイックにサービス起動
LINEアプリ上の「ホームタブ」や各企業の「LINE公式アカウント」等だけでなく、各企業のサービス公式HPやSNS上のリンク、チラシ等に記載されたQRコード等、LINEアプリ外からもサービス起動が可能です。様々な導線からクイックに起動可能にすることで、ユーザーの利用を促進します。特長③:LINEのトークで「友だち」とのシェア・通知を手軽に
ユーザーは、「LINEミニアプリ」で予約した情報や取得したクーポンなどを、スムーズにLINEのトークで友だちに共有することが可能です。そのため、企業はユーザー同士のコミュニケーションからもサービス流入が期待できます。また、決済や予約のリマインド等の重要なお知らせは、ユーザーのLINEトークへ確実に届けることができる「サービスメッセージ」アカウントを利用して送付できます。特長④:LINEアカウントに紐づいたユーザーデータの取得が可能
LINE社プレスリリースより
予約・注文・決済・会員証提示等のオフライン~オンラインでのユーザーアクションを、すべて「LINEミニアプリ」上でサービス提供することで、LINEアカウントと紐づいた詳細なユーザーデータを取得できます。また、取得したユーザーデータは、サービス改善のほか、「LINE公式アカウント」等を通じたマーケティング施策に活用することが可能です。
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