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最近の松屋は最強だ、が……DX的に考える

ども、たけぽん@NECO家です。

コロナが息をひそめ、外食産業も活発化してきている今日この頃。我が家では『松屋』の人気が上がってきています。ハンバーグや期間限定メニュー系も幅広く、サラダも汁物も付くという定食屋でありながら、ある程度家族連れでも入りやすくなってきた感があります。

しかし、本当に家族向けか? と言われるとそうでもないなと言わざるを得ない「ファーストフードならではの男らしさに最適化されたUI/UX」で満たされていると思うんです。食券制、カウンター多めの店内、隣の席との間隔の狭さ、遊びのない通路、トイレなどの利用しにくさ等など。一人二人で飯をかけこんで満足するというファーストフードの中でも野郎向け感は否めないところです。

👆AIの考える日本のファーストフード店のイメージ。
だいたいこんな感じでファミリー向けではないのよね。

なので、おいらは、かみさんや娘を連れて行くのはちょっと躊躇してしまうんですよね。息子野郎は特に問題なしなんですけどんw

松屋のメニューは最近ファミリー向けに広がってきている

そんな「松屋」ですが、ここのところトンカツ・和食系の「松のや」のメニューも取り扱う店舗が増えて来たんです。そこらへんが好みなターゲット層も相まって、利用客はけっこう幅広くなってなってきたと、私めは体感しているわけです。

なんなら、実際に家族連れも来ちゃってますよね。

まさに今日の夕飯。家内とふたりで松屋を堪能していたんです。私はビーフシチュー定食。かみさんは鬼おろし極厚とんかつ定食。最近はかみさんからも「松屋に行きたい」と提案してくれる感じなんですよ。俺的には好きな店ですしコスパもよいしで嬉しいことなんです、が……。

今日は裏のテーブルにファミリー(お父さん、お母さん、幼い娘さん)がご来店されていました。ところが、娘さんが水をこぼしてギャン泣きしてたんです。必死になだめるお父さんとお母さん。

ファミレスだと、もう少し安心してお子さんでも食べられるUI/UXがそろっているのですが、ここは男の戦場・松屋です。店員さんもこぼれた水を拭くために表に出てくることもなく、カウンター席の屈強なオッサンやお兄さんは明らかにイラついている気配。「戦場に子供を連れてくるとは何事か」という雰囲気に、お父さんお母さんもおろおろされておりました。

ファミリー層にも受けるメニューとは異なる店内の実情がそこにあったんです。

正直、自分たちも静かにご飯を食べたくはあったものの「そういう部分を担保する場所ではないしなぁ」ともやもやとしながらの夕飯でした。ご飯はおいしかったです。さすが松屋。最強。

そんなわけで、松屋のファミレス形態店舗をぜひ作ってほしいな、などと最近は思うことが増えました。松屋キッチンとか松屋フードコートみたいなのがあればいいのになぁ、などとねw

👆AIの考える小さな子連れの家族が安心して食べられるレストランのイメージ。
 (ただし、お父さんは空気椅子。この紙コップ絶対、子供がこぼす奴や)

実際こんなにコスパが良くて万人受けするメニューが充実してある食事処なんて「いっちょう」グループか、AEONモールのフードコートくらいですよね。(普通のファミレスはさておいてですが)

どんな種類の食事でも、くつろいで食べられる場所(自宅外)が欲しい

こんな日常の出来事を、うねうね思い返していたら、思いつたネタがあるのでここに記載。

事業家の方、こういうネタどうでしょうか? もし実現したら教えてくださいw

出前を頼める個室居酒屋 ×出前館、Uber Eats

小さいお子さんを連れた家族だけではなく、大学生のグループや、奥様団などなど、ちょっと非日常の場所でわいわい食事したいけど良い店がないそんな人たち向けの飲食店。2時間制で白米やドリンク類、サラダバーは店内でも提供。タブレットで近所の店からの出前を注文できてしまうわけで。

これなら、子供が癇癪を起したり、あれもこれも食べたいという状況だったりでも大安心です。なんなら、座席だけ確保の宴会にも向いているのではないでしょうか。提携出前先だと配達料割引とかあってもよさそうだし。個室料金分入っても、結構ありがたい菌がするのですが、いかに!

出前を頼めるカラオケボックス ×出前館、Uber Eats

カラオケ屋のフード類、まずい、たかい、頼まない。オデ、カラオケ屋では飯食わない。でも出前できるのなら頼みたいかもしれない、なんならその近辺にあるおいしい店知りたい。

出前を頼めるコワーキングスペース ×出前館、Uber Eats

…そんなに必要ないか…でも、それくらいの場所ほしいな…個人的に…。

しかしこういうのは責任の所在が難しいですね…。でもフードコートがあるんだし、うまいことルールを立てつけることができたらできるんじゃないかしら。あったら利用したいなぁ…。

松屋の例は、部分最適化⇒全体最適化の課題なのか過程なのか

グループ内の部分部分でUI/UXがそれぞれ研ぎ澄まされ最適化されてきた先にあるのは、全体の統合ではないだろうかしら……。これも、DXなのではないかと考えてしまいます。

複数の部門で分断されたデータや業務があるのであれば、統合してより価値を上げていく、重複した部分・無駄を省いて価値の最大化を目指すという流れが出てくるのもありうるひとつかと。

統合が進むたびに再度広い目線からターゲットを再定義し、既存のターゲットと新しいターゲットをどう切り分けるのか、共存させるのかそういう部分を考えていけなければいけないわけで……。こういう難しさがこれからのDXの難しさにもつながっていくのではないかしら……などと考えちゃったりするアンニュイな私です。まさにDXは難しい壁の連続です。でも、実現できたら面白いですよね。

だらだらと、とりとめのない文章を書き散らしましたが、共感できる部分が少しでもあったりしたら、イイねと心の中に念じてやってくださいませ。コメントなどいただけると割とうれしいです。

(たけぽん@NECO家)

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