ぶっちゃけ年齢踏み絵
かつて、タツノコプロのタイムボカンシリーズなどにちょくちょく登場していた謎の食べ物がありました。それが『コロッケ蕎麦』。
ボヤッキー的なキャラが「おじさーん、コロッケ蕎麦よろしくー」って言いながら注文するんです。ほかにも、古い蕎麦屋が登場するとかなりの高確率で「コロッケ蕎麦」が出てきてたんです。
ご存じの方は不惑以上の年齢ではないでしょうか。
作中の冗談メニューと信じていた
筆者は、これ、実在しないゲテモノメニューと思ってたんです。大学生くらいまでは… … 。ところが、テレビか何かで知ってしまったんですね。駅構内の立ち食いそばに実在するコロッケ蕎麦なるものを。
上京してからも頼む勇気がなかった
コロッケ蕎麦、見てみたいとは思いつつも実際に立ち食いソバやに行って頼むのは、かき揚げ、春菊天などなど。ところがある日、上京してから5年ほどたってからふと頼んでみようと思ったんです。コロッケ蕎麦。面白そうじゃないかと。
旨かった。
すげーうまかった
いや、ほんと。コロッケと蕎麦がここまで合うとは。水分が少なめのコロッケに染み渡るソバのつゆ、温かいスープをちょうどよい温度まで下げつつ、コロッケの味を引き出す、だしの香り。コロッケの香り。ベストマッチ。
食べたことない人は、ぜひ試してみてください。関東系の蕎麦のスープとコロッケはありえんくらい相性抜群です。